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人体に不可欠な酸素人間は食物なしで数週間、水なしで数日間生きることができますが、酸素なしでは数分も生きることができません。それほど人間にとって大切な酸素に私たち現代人は、もっと切実な問題として目を向ける必要があります。 酸素供給が途絶えると脳の命は2〜3分脳は、人体を支配する中枢センターです。約145億個といわれる脳細胞が、正常に活動する為には多量の酸素が必要です。もし酸素の供給が途絶えた場合、脳の活動はすぐに停止し、2〜3分で再生不能の細胞破壊が起こります。 心肺機能に必要な酸素心臓は生きている間中拍動し続け、1日約10万回も全身に血液を送りつづけます。驚くべきことに、心臓のこのような活動を支えるのは冠動脈という細い血管から与えられる酸素だけなのです。いかに効率良く血液を送り出すか、それは心肺機能にとって死活問題なのです。 「結合型酸素」と「溶解型酸素」酸素には「結合型酸素」と「溶解型酸素」の2種類の酸素があります。通常、呼吸で取る酸素は、血液中にあるヘモグロビンと結合し身体の各部位に運ばれますが、「結合型酸素」は、ヘモグロビン量以上の酸素を運ぶことができないため、酸素が不足しても、普段取り込んでいる量より多くの酸素を取り込むことは出来ません。対して「溶解型酸素」は、血液や体液そのものに溶け込む酸素。ですが、かなり少ない量しかありません。ただ、液体に溶け込む気体の量は、その気体の気圧に比例して増える法則(ヘンリーの法則)があり、気圧を高めた装置内に酸素を送り込むことで溶解酸素量を増やすことが出来ます。すると身体は効率よく酸素を使うことができ、身体機能が向上し、健康増進、老化防止につながります。このヘンリーの法則を用いた「高気圧酸素療法」は医療の世界では古くから臨床各科に利用されております。
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